今年の夏も沢山の方々が芳生苑を訪れてくださいました。
例年になくとても気温が高い日が続きましたが、皆様の優しさで心が涼やかに感じられたようでした。
7月14日 釈尊奉賛会花まつりご一行様慰問
町内仏教関係者とかわいらしいお稚児さんたちが、芳生苑に訪れました。
お釈迦様の誕生を祝う花まつりは、釈尊奉賛会花まつりご一行様が、町内各地を巡り最後にお稚児さん、白像とともに商店街を行列し歩く行事です。
花まつり象徴の白象とお稚児さんたちに、ご利用者様たちは目を細め、小さな手からティッシュペーパーのご寄付をいただきました。助かります。本当にありがとうございました。
ご利用者様は、施設に入所すると思うようにお参りができないこともあって、こういった機会にと、そっと手を合わせられます。ご一行様が帰ったあとは、いただいた甘茶で水分補給しました。
7月28日 歌とギターの慰問
「芳生苑ちっちゃな夏まつり 第2ステージ」として歌とギターの慰問がありました。札幌の方からおいでいただきました。
三橋美智也さん、五木ひろしさん、美空ひばりさんなどの懐かしく、そして歌手のような素敵な唄声に皆さん酔いしれていました。
美空ひばりさんの「川の流れのように」が、大変お好きな方がいて、身体の拘縮が強くお話も難しい方ですが、この唄の時ばかりは全身を震わせて、まるでご自分で唄われているようでした。
最後は、アンコールで「星降る街角」を皆さんでリズムをとって一緒に唄って楽しみました。
7月31日 人権擁護委員様慰問
和寒町人権擁護委員様は、町内社会福祉施設等に人権擁護の取り組みとして、毎年、講話と人形劇を披露してくださっています。
今年も、芳生苑に「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」を連れて、楽しいひとときを提供してくださいました。
ご利用者様は、このかわいらしい着ぐるみが大好きです。
故やなせたかしさんデザインと、皆さん知っておられるのでしょうか?
実は、中に入っているのはいつもお世話をさせて頂いている介護員と生活相談員です。声を聞いて誰か分かるご利用者様もいて、皆さん怖がらずにそばに来てくれました。
8月6日 明光寺こども会手話唄慰問
町内の浄土真宗本願寺派(通称お西)のこども会の皆さんが、手話歌を披露してくださいました。
懐かしい唱歌に合わせて、上手に小さな手で手話をつむぎ、歌を歌ってくれました。
ご利用者様も見よう見まねで、手を動かし、口ずさむ姿が見られました。
アンコールの約束はしていなかったのですが、急きょ最初に歌ってくれた「故郷」を、手話を習いながら皆さんで大合唱しました。
終了後は、手話をしてくれた小さな手で、ご利用者様と握手をしながらお話をしてくれていました。
大人になってもこんな優しい気持ちを持ち続けてくださいね。
皆さん、ありがとうございました。もっともっと芳生苑の事を地域に広めて気軽に来られるようにしていきますので、また遊びにきてくださいね。