1月9日~17日に開催したサービス担当者会議ミニ研修会は、今年度、日本医療大学 大堀具視准教授からご指導いただいている、『動き出しはご本人から』~ご利用者視点の介護技術について~を、現場実践したビデオを視聴しながら復習を行いました。
ご利用者様本人が動こうとするその思いがどれほど介護者にとって大きな力になるのか、繰り返し確認し実践することで、しっかり身に付けていこうというねらいでした。
動きを支援するには、しっかりご本人と向き合う事が大事だということをあらためて感じました。
ご利用者様は、介護者主導のケアだと「自分を認めてくれていないのでは」と思い、介助時に拒否が見られることがあります。
ですが、自分を尊重してくれているなと感じたら、介護者を信じ「よし、やってみよう」と、容易に動くことができるのです。
ご本人の動き出しを信じて、思いを大切にじっくり待ち、そこから本人が持っている力を充分に発揮できるよう、心を込めて私たちは支援していきます。
主役はあくまでご利用者様で、舟の舵取りは、ご利用者様自身です。私たちはそのタイミングに合わせて支援をさせていただいているのだと、そんな考えが出来るようになりました。
これからも、先生のご指導をいただきながら、こういった研修を継続し、日々頑張っていきたいと思います。