9月22日、午後から和寒小学校3年生が、高齢者施設見学学習で芳生苑に来てくれました。生活相談員の説明に聞き入り、一生懸命小さな手でメモを取っていました。
思わずドッキリするような鋭い質問もあり、たじろぐことも。
お年寄りと話しをするのがちょっと不安に感じていた子も、最後には楽しくお話できました。やはり、子どもでも、高齢者でも、障がいがあっても垣根がないのは良い事です。
小学校の近くに特養があれば……難しいことですが、共生社会を考えるときには大切なことだと思いました。
11月2日には、ご利用者様との第2回目のふれあいで、一緒に作品作りをしました。
学芸会で発表した音楽も披露してくれてにぎやかな1日になりました。
子供にとって特養という異種な環境にも、2回目とはいえ自然体で入っていけるこの子たちはすごいなと感心してしまいました。
大人は、小さなころから福祉に親しんで将来を考えてほしいなどと、いやらしいことを考えがちですが、子供は素直でやさしく自然にお年寄りの手を握ってくれます。
大人の私たちは、何に囚われているのか恥ずかしいくらいです。