名寄市立大学保健福祉学社会福祉学科卒業2011年4月入職介護職 西棟副主任 ユニットリーダー森岡 志織
芳生苑で取り組みを進めている『ご利用者様の思いを叶えるスマイルプラン』でご本 人に寄り添ったケアを企画、実践するなど、ご利用者様、スタッフ皆さんと日常を楽しんでいます。 大変面倒見が良く、後輩はそのきびきびとしたその姿に憧れ、上司はつい頼ってしまいます。
森岡さんが、芳生苑に就職しようと思ったきっかけは。
大学構内で実施していた研修会で知人に声をかけて いただいて職場見学に来ました。地元からあまり遠くなく、職 員の方々の温かな雰囲気がここに決めたきっかけです。
入職当初から変わらない思いはありますか。
何でもそうですが、期日をきちんと守ることを大切にして います。ついつい、あと伸ばしにしてしまうと、周りの仲間にも 迷惑をかけてしまいます。チームワークで進める仕事なので、 早め早めに仕事を進めていくよう心がけています。
これまでご利用者様との関わりの中で、様々な取り組 みをされたと思いますが、印象に残っていることは?
私が担当したご利用者様は、ターミナルの方が多く、何 人かの最期に関わらせていただきました。特に印象に残って いるご利用者様については、最愛のご主人との時間を何と か作ってあげたい、我慢をしているがんの痛みを自分達との 関わりの中で少しでも和らげてあげたいと、出来る限りのお 世話をさせて頂いたことが、今でも心に残っています。
これからどのようなことを積み重ねていきたいですか
昨年入職した新人職員のエルダーを担当していますが、 その後輩職員の成長を見ることが何よりの喜びです。とても 素直で期待していますが、間違いもあります。そんな時には、 「私がきちんと伝えないと」と、思っています。黙っていて他の スタッフに注意されるのって、本人もかわいそうだし、それじゃ エルダーとして無責任ですしね。
森岡さんは、芳生苑で取り組みを行っている『動き出しは ご本人から』の介護技術向上研修委員としてスタッフに伝え ていく役割ですが、どのようなことを重視していますか。
今まさに伝える事の難しさを感じています。表現の仕方 によって上手く伝わらなかったりします。でも、現場実践で、 最初は上手くいかなかった方が、ちょっとでも成果が見えて、 その成功体験が次のケアに繋がっていったときは、すごく嬉し いですね。